日本でも人気のペットフード「ソリッドゴールド」 小さな家族のために選んでいる方も多いかと思います。
その「ソリッドゴールド」から有害な重金属や化学物質が検出され、現在カリフォルニアで訴訟が起きています。 [同じ商品が日本へも輸出されていると思います。お使いの方は十分ご注意の上、輸入販売元で重金属・ビスフェビール汚染に関しての情報をご確認なさることをお勧めします。https://kmt-dogfood.com/item/solidgold/]
ソリッドゴールドのHPには 「栄養豊富、健康的、ホリスティックで高品質、そして厳重な品質管理のもとで製造されています。」 という商品説明が書かれています。ちなみに、ソリッドゴールドの商品の”栄養哲学”のページでは 「全てが良いものであって、悪いものは一つとしてない」と書かれています。 さらに、 ”パワフルなたんぱく質成分、ビタミン豊富なスーパーフード、バランスの良い食材、私たちは40年以上もの長きにわたって、地球上で最も栄養価の高い食材を求めて世界中を旅してきました。” ”慎重に吟味されたホリスティックな栄養は、あなたのペットを本来あるべき自然の素晴らしい姿へと解き放ちます。”と説明されています。 ”このホリスティックな栄養成分は、全て最高品質の原料から作られ、あなたのペットの健康と幸福をサポートするように設計されています。消費に(食べても)安全です。” ”原料は、製造工場に持ち込まれる際に、数々の品質基準をクリアし、厳格な品質管理基準をパスする必要があります。ペットオーナーが、自分の子供に与えたいと願う栄養素を提供しています。” といった表記もあります。
ソリドゴールドを食べれば、可愛いペットは、健康でナチュラルな力強い姿になれるんだという示唆、が書かれている訳です。 HPや商品のパッケージにこのような説明が書かれていれば、ソリッドゴールドには、健康に被害を及ぼす、ヒ素やカドミウム、水銀や鉛などの重金属や、ビスフェノールのような化学物質は含まれていないと、消費者は考えます。
しかし、それらの表記とは裏腹に、ソリッドゴールドには、重金属や化学物質が含まれていることが、第三者機関の調査で判明しまし、訴訟に直面しているというわけです。
裁判の訴状の詳細はこちら↓ http://truthaboutpetfood.com/wp-content/uploads/2018/08/SolidGoldlawsuit2018.pdf
では、一体どのくらいの有害物質が含まれているのでしょう? 訴状をもとに表にしてみました。
電子書籍 『死を招く間違ったフード選び 本当は怖いペットフードの真実』(RCFパブシッシング Kindle版) にも書きましたように、ペットフードの法規や表示規定はかなりいい加減です。 取り締まる法規が存在したとしても、違反した場合の罰則規定がありません。 ですからメーカーは勝手な表示をして、リコールが起きれば市場から商品を回収し、HPの表記を削除して終わりです。
今までにも、 「全ての商品をヒューマングレードの原料で作りました。 」というメーカーのフードを食べて死んでしまったワンちゃんがいたり、 学物質無添加とかナチュラル、ホリスティック、最高品質と書かれたフードから、安楽死に使うペントパルビタールが検出されたりなど、 問題発生は枚挙にいとまがありません。
大切な家族の健康を脅かす原料を使っていながら、「最高品質」「厳重な品質管理」「ホリスティックな栄養成分」などと堂々と表示しているフード。
なぜこんな不正がまかり通っているのでしょう。
それはひとえに情報不足(メーカーサイドからの情報のみで買わざるをえない)が問題だと思います。 そんな状況をなんとか変えるべく、情報発信をする人も増えてきました。
しかし、買う人がいる限りメーカーは作り続けます。
ペットフードに有害な重金属や化学物質が含まれていたことで裁判が起きている。 とてもおぞましい事実ですが、もう一度大切な家族の食事について考えてみる良い機会かもしれません。
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日本の輸入販売元: https://kmt-dogfood.com/item/solidgold/ |
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