災害時にペットとはぐれてしまったら?
災害大国の日本。いつ地震が起きるか、台風が襲ってくるか分かりません。
ペットもびっくりして家から飛び出して行方不明に、なんてことも起こります。
こういう緊急時には、室内で飼育している犬や猫であっても
建物に生じた亀裂から抜け出したり、
いつもと違う大きな音や揺れに驚いて逃げ出してしまう可能性があります。
災害時にペットとはぐれてしまったという事態は、
過去にも多く発生しています。
「うちの子に限って」は、ここでは通用しません。
想定外なことが起こり得るのが災害時なのですから。
では、はぐれたうちの子を探す方法を考えましょう。
災害時にはぐれたペットを探すには?
●住んでいる自治体の動物愛護センターや保健あるいは警察署などの公的機関に連絡をする。
よそのペットを保護した場合も同様に届出をします。
●フェイスブックやツイッターなどのSNSに投稿して情報を求める。
ただ、いなくなっちゃった〜と投稿するのではなく、
ペットとはぐれた場所、ペットの写真 などと一緒に情報を求めましょう。
●ペットの写真を掲示板などに貼って情報を求める。
●想定外の事態を想定して、マイクロチプの埋め込みをしておく。
(ペットが見つかった時に正当な飼い主であることの証明をする時にも役立ちます)
●緊急時に情報が求められるような仲間作りを心がける、
ご近所や周辺コミュニティーのペットを飼っている人たちと仲良くなっておく。
●ペットの首輪に連絡先などが分かるタグを付けておく
最初の3つは、いなくなってしまった後でする行動ですが
残りの3つは災害が起こる前にしておくべきことです。
非日常の事態に直面した時、備えあれば憂なし。
日頃の準備がペットを迷子から救い出す手助けとなります。
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→物質的準備だけでは不十分 災害に備える心構え
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