潜在意識という意識との邂逅

 

 

 あれは、娘の摂食障害でものすごく悩んでた時、

もうどうしたらいのか全く分からず、毎日自殺の方法をネットで検索していた時のこと。

 

 

 

 

私は、中村天風を学んだ。

 

 

 

 

 

 

すごく不思議なんだけど、中村天風の三部作と言われる著作を

その何年か前に何故か私は購入して持っていた。

 

 

 

決して安くないその三部作を、なぜ時買い求めていたのだろう?

購入したからといって、すぐに読み始めるわけでもなく、

その三冊の分厚い本は、お気に入りの本棚の扉に嵌ったガラス越しに

題名だけが見えていた。

 

 

 

 

あの当時の私は、娘と話が通じなかった。

 

娘が何を言いたいのかサッパリわからない。

娘は、私がなぜわからないのかがわからない状態だったのだと思う。

 

どうしたらいいのかわからず窮地に陥っていた時、

中村天風の本があることが、ふと心に思い浮かんだ。

 

 

 

中村天風とは誰ぞや、という何の認識もない状況で

何故この本が頭に浮かんだのか。

この本を読めというメッセージはどこからもたらされたものなのか。

 

説明できない力が働いたとしか言いようがない。

 

 

 

この時のために

自分が自分のために事前に用意しておいたような

不可思議な感覚だった。

 

 

 

 

 

 

 

自殺の方法を調べる傍らで、

本棚に鎮座していた分厚い三冊の本を手に取った。

 

 

 

これが、私の「無意識」「潜在意識」との出会いで、

無意識を意識した最初の瞬間だったと思う。

 

 

それ以前は、無意識、潜在意識という言葉は聞いたことがあるけど

特別に意識したり、それについて考えたりしたことなどなかった。

 

 

 

 

中村天風の教えの一つ。

 

私たちが毎日無意識に、潜在意識の中に溜め込んでいる自己否定の感情を、意識的に排除して眠りに付きなさいという内容のものがあった。

天風師は、観念の更改と呼んでいたと思う。

 

 

 

 

これがとても難しかった。

 

 

 

夜ベッドに入ったら、

悔しかった、怒りを感じた、後悔したといった事柄を頭から切り離し

真綿にくるまれた真珠になったようにして眠る。

 

 

 

これは、自分の価値を認め

自己信頼を高めていく方法だったのだと

その時は全く意識もせず、ただ教えに従ってやってみるという感じだった。

 

 

 

 

安定打坐という瞑想法や、体操、

そして鏡を使った自己暗示法などもあった。

 

 

繰り返し、繰り返し続ける。

 

 

 毎回毎回意識しないと忘れてしまうことが、

習慣になって、意識しなくてもできるようになるまで。

 

 

 

 

 

この時全く認識していなかったこと、理解できずにいたことが、

月日の経過と、自分自身の心の変化で、

おぼろげながらも、体感できるようになってきた。

 

 

 

ああ!こういうことだったのか、と合点がいくことが多くなる。

 

 

今頃になってやっと、という感じではあるが

なんだか嬉しい。

 

 

無意識を捕まえるという今年の私のチャレンジを

天風師も、きっと応援してくれるに’違いない。

 

 

 

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