化粧の効能、姿勢の効能

 

アメリカに住み始めてから、化粧をすることがめっきり減ってしまった。

 

 

 

日本に居る時は、ノーメイクで外出することは失礼なことみたいに思っていた。

 

自分の外見が他の人からどう映るのかは重大問題だったので、

人前に姿をさらす時は、必ず化粧をしてからというのが常だったし、

ヨガに行くような格好で街を歩き回るこなどご法度だった。

 

 

それが、所変われば品変わる、態度も服装も変わる、変わる。

 

 

化粧をせず、ヨガウエアーのままで、街を闊歩することに

何の躊躇すら感じなくなってしまった私がいるではないか。

 

 

 

カリフォルニアの太陽光線は、絶対に間違いなく日本の太陽光線より強い。

サングラス無しでは眩しくて外は歩けない。

 

 

化粧もせず、日焼け止めも付けずに外に出れば間違いなく焦げる。

 

皮膚ガンをことさらに心配するカリフォルニア人たちの心情が分かる。

 

 

夏目前の今日この頃、仕方ない、夏場はファンデーションくらいは塗ろう、

もしくは日焼け止めだけでも塗ろう。

そう決心してファンデーションを塗ろうとしたら、

あれ?何だか皮膚が垂れてない?

 

 

 

 

 

 

ファンデーションを塗ると、一日の終わりにはそれを落とさなければならない。

 

ファンデーションを取り去るのに、私はココナッツオイルとか

カレンデュラオイルを使っていたのだけど、

ファンデーションとオイルを馴染ませるために、

指で顔を触って、マッサージしていくことになる。

 

 

 

小鼻の周囲とか、頬骨の周辺とか、眉間やおでこを回って

ぐるぐると指と掌と拳を使い、念入りにファンデーションを取り除く。

 

 

化粧をしなくなると、この一連のオイルマッサージが必要なくなる。

 

 

ああ、楽チンと思っていたけど実は楽チンなどと笑っていられる事態ではなかったのだ。

 

 

何が起きたのかといえば、オイルマッサージで刺激を受けていた私の顔の皮膚が

すっかり怠け者のたるんだ皮膚になっていたのだ。

 

 

というわけで、夏を目前に、自分の肌にポジティブストロークを送らなきゃ~と

今しがた誓ったところ(汗)

 

 

で、早速ファンデーションを塗って外出した。

 

 

 

カフェの窓際の席で、ふと外を歩く人を見たら、

ヨガと太極拳で一緒になるハリーだ!と思って声をかけようと思ってよくよく見たら、

全くの別人だった。

 

 

確かに顔はよく似ている。

でも、歩き方が全然違っていた。

 

 

ハリーはすでにオン歳85くらいになるはずだけど、

太ってもいないし、お腹も突き出ていないし、何より背筋がシャキッとしている。

 

 

 

 

背中が丸まっていないだけで、受けるイメージはぐっと若返るもんだといつも思う。

 

 

友人からアレキサンダーテクニックhttp://itsukojmasuda.com/を習ってから、

私は、一番楽に一番高いパフォーマンスが発揮出来る

日常の姿勢を自分にリマインドするようになった。

 

 

 

背中がすっとまっすぐ伸びて、肩には力が入らず、

頭蓋骨は背骨のてっぺんに乗っかっているだけの姿勢。

 

イメージとしては、理科室にあった骸骨の模型が

肉と皮膚を纏って歩いていく感じ。

 

骸骨の模型は肩をいからせて歩かないでしょ。

 

これは、見た目だけじゃなく、肉体的に疲れない体勢でもある。適切な体の使い方だからこそ疲れないし、疲れないからこそパフォーマンスも上がる。

 

 

背中が丸まって首が前に突き出た格好だと

頭蓋骨の重さは、まっすぐに背骨に乗せた時と比べると

前に突き出るほどに重くなっていくのだ。

 

自分の顔の皮膚を見て、化粧の(と言うより化粧落としの肌タッチの)効能に身をつまされ、

背中が丸まったハリーのそっくりさんを見て、姿勢の効能を思い知った私なのだ。

 

 

 

※アレクサンダーテクニークについては、認定教師の私の友人、増田逸子さんまでお問い合わせを。日本でのリトリートも不定期で開催されていますよ。

http://itsukojmasuda.com/

化粧の効能、姿勢の効能」への1件のフィードバック

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