消費者をだます”療法食”詐欺? アメリカで裁判始まる!

療法食詐欺って?どういうこと?

皆さんは、愛犬や愛猫が病気になった時、獣医さんに行って「療法食」というフードを勧められたことがありませんか?

 

肥満対策だったり、皮膚のトラブルだったり、消化器や泌尿器のトラブルに対して、
それぞれ特別なフードが用意されていて、病気を治したいなら絶対にこのフードを与えて下さいと獣医さんから助言をいただきます。

 

「まあ、先生がそう仰るなら、、、」と高いお金を払って療法食を購入して、
治療のためにはこれしか食べさせられないからと、助言を忠実に守る、

というのが普通のパターンではないかと思います。

 

そんな特別なフードだから値段が高いのだし、きっと病気を改善するために、薬剤やら原料やらが工夫されてできているのだろうと思いますね。

 

療法食と一般のフードとの違いは「値段」だけ?

 

ところが、今アメリカで療法食に対する訴訟が起きているんです。

消費者をだます療法食詐欺という題名で、法律事務所のページにその内容が記載されています。

Pet Food Fraud   law-office

これは、療法食が他のフードとなんら変わりはないのに、
獣医師を通じてしか手に入れられないなどの購入システムからの思い込みにより、
あたかも特別な処方がされたかのように思い込ませ、
不当に高額の値段を消費者に請求しているという訴えです。

 

あなたがもし、療法食を使っていたら、是非じっくり読んで下さい。

私たち飼い主が騙されて不当にお金を払わされているなんて、そんな由々しき事態を放ってはおけませんからね。

詳細は、下記のサイトを参考にさせていただきました。

Food Politics
Truth about pet food 
Class_Action_Complaint 訴状

 

訴えられている療法食のブランドを知ろう

 

まず、今回訴訟の対象となっているフードの名前を把握しておきましょう。
(※下記の画像は、あくまでもそれぞれの療法食の中の一つの商品をピックアップしたもので、訴えられたフード全てを網羅した画像ではありません。)

 

ヒルズ プリスクリプションダイエット
 Hill’s Prescription Diet

hills-prescription-diet 

■ ピュリナ プロプラン ヴェテナリーダイエット
 Purina Pro Plan Veterinary Diets

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■ ロイヤルカナン ヴェッツプラン
 Royal Canin Veterinary Diet

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■ アイムス ヴェテリナリーフォーミュラ
 Iams Veterinary Formula

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使っている、あるいは知っているフードはありましたか?

 

この4種類が、フードメーカーと小売店などの間で取り交わされた違法な談合により、
価格設定などがされたという疑いで訴えられているフードということになります。

 

療法食と銘打ってそれなりのお値段を請求するからには、内容が伴っていなければならないはずですよね。

なのに、実際は何の薬剤も特別な成分も入っていない。

症状の改善を期待できる、何かありがたい原材料が使われているのか?、、、といえば
いや、そうでもない、というのです。。。。

 

療法食の正体はそんなものだったの?と驚きました。

 

実は、以前に某療法食メーカーから講師を招いて、
療法食が病気を改善するメカニズムの説明をしてもらったことがあります。

何故療法食が有効なのか、丁寧に説明してくれるのを、スタッフ全員で聞き入ったものです。

 

まさか、こんな実態があるとは夢にも思っていませんでした。

 

被告として名前があがっている企業名

 

  • マースペットケア (Mars Petcare US INC)
  • ネスレ ピュリナ ペットケア (Nestle Purina Petcare Company)
  • ヒルズ ペット ニュトリション Hill’s Pet Nutrition INC)
  • ペットスマート (Petsmart INC)
  • バンフィールドペットホスピタル (Banfield Pet Hospital) (Medical Management International d/b/a Banfield Pet Hospital)
  • ブルーパールヴェッツ (Bluepearl Vet LLC)

 

こちらが訴えられている企業です。

 

 

水面下で繋がる被告企業

 

筆頭に挙げられているマースペットケアは、全米最大のペットフードメーカーです。

先に列挙した4つの対象フードのうち、ロイヤルカナンアイムスの2つのブランドのメーカーでもあります。

 

単にフードメーカーなだけでなく、ブルーパールヴェットホスピタルという、チェーン展開をする大きな動物病院のオーナーにもなっています。

 

また、マースペットケアは、ペット用品小売店最大手のペットスマートとの業務提携もしています。

 

マースペットケアが79%、ペットスマートが21%を出資して、バンフィールドペットホスピタルという、獣医師3,000人を擁する大病院も所有しています。

 

マースペットケアと提携した小売店のペットスマートが、マースのペットフードを販売するだけでなく、共同経営するバンフィールドペットホスピタルに店舗の一角を提供し、診療を行いながら療法食の販売チャネルにしています。

そして、マースが持つ動物病院の獣医師が、療法食のための処方箋を書いているという、見事な連携・共存体制が出来上がっているのです。

 

 

次回は、実際にペットスマートの店舗の内部がどうなっているか確認して、マースペットケアとペットスマート、バンフィールドペットホスピタルの関係性をレポートしたいと思います。

 

 

 

 

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消費者をだます”療法食”詐欺? アメリカで裁判始まる!」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 訴えられた療法食がつなぐフードメーカーと小売店と動物病院 | 犬めし 猫まんま 人ごはん

  2. ピンバック: ヤラーのお値段が変わります | ルシアンブログ

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