引きこもりだけど冒険もしたいミリオン

  ミリオンというのは

我が家の猫の名前で、one in a millionを短縮した呼び名です。

 

シェルターにいた時は、ガリガリの痩せっぽっちで非常に目つきの悪い拗ねた猫でした。

 

この無愛想な猫に、
「なんなら、お前たちの家に行ってあげてもいいぞ」、と言ってもらい、
我が家に来ていただく運びとなった時、
選ばれた私たちは、君こそone in a million よ!と歓喜して家に帰ったのです。

 

 

ミリオンはとても賢い猫で、私たちと会話します。だから私たちは、彼女を神だと思っています。

だけど時々猫にもなります。シェルターにいた時の臆病で拗ねた猫になります。

 

うちに来た人は、うちにミリオンがいることに気付きません。

ミリオンが、知らない人の前に自ら姿を現すことはほぼ無いので。

 

自分の視界に見知らぬ人物が入ってくるなり、音も立てずに姿を消し、自分が納得するまで引きこもり続けます。

引きこもりながら、実は状況を密かに観察しています。

 

 

 

玄関のドアを開けると、ニーチェ (うちの犬です)は、ピョンピョン跳ねて走り出して行ってしまいます。二歳児なので。。。

 

ミリオンはといえば、走り去ったニーチェを目で追いながら、
開いたドアからあたりを伺って、壁伝いにソロソロと外に出て行きます。
耳と尻尾のセンサーをフル活動させながら、移動距離は日々少しずつ伸ばすのです。 

 

 

この二人の対比が、見ている者にとっては、とても面白いのですが、

冒険家というのは、きっとミリオンみたいな性格の方が向いてるんじゃないかと思うのです。

 

未知の世界へ繰り出して行くには、既知の世界へ戻ってくる方策を講じていなければなりません。

ヘンゼルとグレーテルのように、帰るために自分の軌跡に印を付けておく周到さが求められます。

 

やみくもに前に進むだけでは、予期せぬ事態に陥った時に対応が遅れ、遭難しかねません。(というわけでニーチェは走り去ったものの、自分で帰還できなくなります。)

 

 

引きこもりのミリオンは、最近そんな自分の素質に目覚めてきたように見えます。

冒険家としての資質を最大限活用し、ミリオンと娘と私の三人と、ピョンピョン跳ねてる白いやつがいるだけの世界を、もっと広げようと、着々とプランを練っているかのようです。

 

ミリオンの冒険はまた次回に。

 

 

 

 

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